今年は残暑が無く、急に涼しくなった。
雨も多くて、低温と日照不足で、田んぼの稲の生長が遅れるのではないかと心配している。
それなので、稲刈り日をいつにしようかと、ずっと悩んでいたのだが、そろそろ稲刈り体験募集の案内もしなければならないこともあり、えいっ、やーと稲刈り日を決めた。
そして、稲刈り日が決まったことだし、今日は田んぼの水を落とした。
田んぼの水を抜いて乾かし、稲刈りに備えるのだ。
今日も雨であるが、今年の秋は本当に雨が多くて乾きにくいだろうから、もっと早くに水を落とすべきだったかなあと思ったが、後の祭り…。
田んぼと言えば、今年も悩まされているのがスズメの被害。
この写真に写っているスズメの大群が見えるだろうか。
先日は、稲穂のお米の食われ方が本当に酷くて、ちょっと泣きそうになった。
大人のくせに、本当に泣きそうになった。
もう田んぼを辞めたいとすら思った。
悲しい…。
このスズメの大群は、田んぼの向かいの耕作放棄地に隠れている。
耕作放棄地が他人の迷惑になることを身をもって体験している。
ここに爆弾を投げ込んでやろうかと突発的に思った。
人間とは怖ろしいものだ。
この温和な私…、と自分で言ってしまうが、少なくとも特に過激ではない善良な市民であるこの私が、爆弾を投げ込みたいと思ってしまうとは。
さすがに爆弾を投げ込むのは、いけないことだと分かっている。
集団的自衛権でアメリカに守ってもらおうとも思ったが、私は戦争には反対なので、キラキラ紐で防衛をすることにした。
既に黄色い防鳥糸や見えない防鳥糸を張っているのだが、いまいち効果が無いので、キラキラ紐を追加してみたのだ。
そのおかげで、不自然にキラキラ光る、美しくない田んぼとなった。